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校長室より

                     

■学校だより 6月号 ~校長より~■
 校長室窓のすぐ近くにある花壇の紫陽花(あじさい)が、薄い紫色の丸くてかわいらしい花を咲かせています。慌ただしく過ぎていく毎日ではありますが、自然の営みから、確実に移ろう季節を感じることができます。
年度初めの慌ただしさも一段落し、1年生の野外学習(5/27)を皮切りに、3年生修学旅行(6/1~3)、2年生東京校外学習(6/4)と1学期の大きな行事が続きます。 
 各学年の教員は、生徒にとって想い出深く、また、学び多き行事となるよう、毎日のように話し合い等を重ね、準備を進めています。こういった校外学習についても、実は国(文部科学省)の学習(がくしゅう)指導(しどう)要領(ようりょう)にしっかりと定められています。例えば、【学校行事】の内容(4)「旅行・集団宿泊的行事」には、
『平素と異なる環境にあって、見聞(けんぶん)を広め、自然や文化などに親しむとともに、よりよい人間関係を築くなどの集団生活の在り方や公衆(こうしゅう)道徳(どうとく)などについての体験を積むことができるようにすること。』 と明記されています。
 日本全国、どこに暮らしていても、義務教育9年間において、一定の水準の教育(教科学習に限らず、総合的な学習や行事などの特別活動も含めて)を受けることができるのは、学習指導要領にすべて細かく定められているからと言っても過言ではありません。これは世界に誇る日本の教育システムではありますが、画一的、前例(ぜんれい)踏襲的(とうしゅうてき)になりがちな側面もあると私は思っています。
 本校で実施される校外学習については、前例にとらわれることなく、各学年の教員たちが、目の前の生徒たちの状況、強みや課題をふまえ、考え抜いた内容だと感じています。その成果は、もしかするとすぐには表れないかもしれませんが、生徒たちのこれからの長い人生において、何らかのプラスになる経験、そして想い出の1ページとなることを願ってやみません。
 こんなことを思い、考えながら、私も3年生と広島修学旅行に行ってまいります。


■学校だより 4月号 ~校長より~■
 4月1日付で校長として着任いたしました、麻生 仁(あそう ひとし)です。
どうぞよろしくお願いいたします。
私は、令和元年度から2年間、海西中学校に教頭として勤務しておりました。
未だかつて経験したことのない、コロナ禍での全国一斉臨時休業等、様々な制限、制約
の中にあっても、「生徒たちの学びを止めるわけにはいかない。」「一度しかない中学校生活を何とか守らなければならない。」 という、強い使命感により、教職員一丸となって教育活動を前に進めたことが思い出されます。
 そして、何より、私たち教職員の頑張りのエネルギー源になったのが、素直で前向きな海西中生徒の笑顔(残念ながらマスク越しではありましたが・・・)、 と保護者、
地域の皆様のあたたかく心強いご支援、ご協力でした。
 さらに、令和元年と言えば、東日本を襲った台風19号の被害も思い出されます。
相模川に近い海西中学区は、ダムの緊急放流等により、大規模水害の危険にさらされたため、 避難所を開設し、数百人の地域の方々を受け入れました。避難者の中には本校生徒も多くおり、毛布や飲料水、非常食等の運搬を夜遅くまで、率先して手伝ってくれました。
 そんな海西中学校に、5年ぶりに校長として、戻って来られたことに、不思議な縁を感じ、また、身の引き締まる思いです。
 これらの経験を通じて、私自身が改めて強く思ったことが二つあります。一つ目は、平穏無事な毎日は、当たり前ではないということ。 だからこそ、今日という一日の中に小さな幸せ、喜びを見つけながら、毎日を大切に過ごしたいと思います。二つ目は、中学生は、13歳から15歳の子どもではありますが、 一人ひとりは、とてつもない、さまざまなポテンシャル(潜在能力)を持っているということ。学校においては、教える側、教わる側という一方向の関係性だけではなく、 私たち教職員も、生徒との関わりから、多くのことを学び、また時に悩み、共に成長していきたいと考えています。
 新たな気持ちで職員一丸となって教育活動に取り組んでまいりますので、保護者のみなさまのご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


海老名市立海西中学校
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